3Dプリンター工法だから作れる複雑な形状
冷却水管(冷水管)など、5軸切削よりも製作実現性の高い3Dプリント加工
ステンレス(SUS)
チタン合金
アルミニウム合金
黄銅(銅と亜鉛の合金・真鍮)
金属素材よりも安価に3D造形できるメリットは大きく、金属部品‣パーツからの置き換え、
・高い強度
・変形しない
宇宙産業など、高い重量比剛性を求める製作にも対応できる材料として注目されている。
SUS316/SUS316Low carbonは、
SUS304よりもニッケル(Ni)含有量が多く、モリブデン(Mo)を添加する事で耐食性が向上し、応力腐食割れや粒界腐食に対して有効です。
その特性から医療器具や金型などで多く使われる素材です。
SUS630は、析出硬化系ステンレスの一種です。
銅(Cu)を添加することで、析出硬化性を持たせており、非常に優れた強度を有しています。
シャフト・タービン部品・ゴルフクラブなどで多く使われますが、他にもスプリング/バネといった素材特性を活かした利用が有ります。
一般的に多く流通しているチタン素材は、
・アルミニウム 6%
・バナジウム 4%
が含まれていることから64チタン(Ti-6Al-4V)と称されています。
高温での強度があり、延性、靭性を備えつつ高強度化が図れ、加工性、溶接性にも優れています。
良好な機械特性と優れた熱伝導性を兼ね備えたアルミ合金(AlSi10Mg)は、
航空宇宙や自動車用向けの軽量パーツとして多く使われています。
熱伝導性の特性から熱交換器 などにも使われる。